QRパイセン③
ついにやってきたQRパイセンと対面の日。
仕事を片付けて、待ち合わせ場所の地下街に向かう。わたしがその地下街の最寄り駅に着いた頃、QRパイセンから連絡があり、もう着いていて地下街にある本屋内で待っているとのこと。とりあえず本人、現地にちゃんと到着しているようで一安心。
教えられた服装などのヒントを頼りに本屋にいる人の中からパイセンを見つけ出す作業に。
<あれ…どこに坂口健太郎がいるんだ…?>
そうこうしているうちに、服装はヒットしている見覚えのあまりない顔の男性を発見!まさかあの人…?ん…?顔がアプリの写真と違くないか…?と思いつつジッと見てみると向こうが会釈して近づいてきた…!
対面の第一印象
<顔全然坂口健太郎じゃないじゃん、どういうこと?!?>
<なんかリュック中1男子とかが背負ってそうなデザインのやつだな…>
アプリに載せている写真と実物が違うという話は噂には聞いていたがこんなに印象違うかぁ…という感情でいっぱいの中、とりあえず目的のお店へ。
(ちなみに後で聞いてみたところアプリの写真は業者?の人がいい感じに髪型もセットしてくれて撮った本格的な写真らしい。ご本人も写りが良くて気に入ってるとのこと。ほう、プロの技術ってやっぱすごいな)
メニューを決めて会話タイムスタート!
「どうして今の仕事をしようと思ったんですか?」みたいな話から始まりなんとか私があちらにも振ったり自分で話を膨らませる努力をするものの…ちょっと相槌を打たれてすぐ次の話題へ!というあのときの電話のデジャヴ!!!話膨らませる余地もなく、、
挙句、電話で既に彼が聴取済みの情報である兄弟編成や学生時代の部活などを一問一答方式で繰り返し聞かれる始末…え、、同じこと聞いてくるならあの電話の意味って……そして1つの話題で話膨らませないでどんどん次の質問がまたくるので全然盛り上がらない、、、
<こんな感じで喋ってて向こうは楽しいのだろうか…?>
もはやわたしも話が盛り上がらなさすぎて相手への興味も湧かず、早く解散にならないかな〜と思いつつデザートの到着を待つ。
とりあえず向こうに質問させっぱなしだとまた話が尽きるのでこちらから大学時代のサークルについて尋ねてみることに。すると聞いたことのない名前のサークル名が返ってくる。(身バレ防止のためサークル内容は伏せます)
おはぎ「〇〇(サークル名)って何をするんですか…?」
こう聞かれたら普通何て答えますか…?笑
わたしだったら「〇〇っていうのはこういう活動のことで、あんなことやこんなことをみんなでやるんです、こういう点が楽しくて、とくに思い出に残っているのがどこどこに行ったときの…」みたいに、〇〇とは何なのかの説明や特に印象に残ってること、どういうところが楽しいかなどを話すと思うんです。
わたしも聞いたことのない活動名だったので少し興味が湧き、その返答を待っていました。
しかし、衝撃的な返答が返ってくるのです…